小学生のイジメ
私のネガティブデイズ始まりは小学生の時でした。
小学3年生頃から、教室でイジメが横行するように。
気の強い女子がリーダー格となって、グループを作ってます。
そのリーダー女子に目をつけられた子が代わり代わりにイジメの標的になっていきます。
(ちなみにそのリーダー女子、保育士になったらしい。子ども達が可哀相で不安でしょうがない。)
(イジメの実態1)モノが隠される、捨てられる
自分のものが頻繁になくなるようになりました。
体育の時間に着替えようと思ったら体育着がない。
体育の授業にも出られず、外の下水道の中で自分の体育着を発見。
朝学校に行くと上履きがない、夕方下校時には靴がない。
学校のスリッパで帰ったことも何度もあります。
ある時は教科書が破られ、「バカ」「死ね」と書かれていたことも。
教室の椅子や靴の中などに画鋲を置かれてました。
(イジメの実態2)トイレの個室に閉じ込められる
ある日、トイレの個室に入り、用を足し、個室から出ようとするとドアが開かない。
誰かが、外から押さえているみたい。
ジャーッと水の音が聞こえて、私の頭の上から水が降ってきました。
一時期話題になった漫画「ライフ」さながらの嫌がらせに、ゾッとしてそのままトイレの個室から出られませんでした。
その時のことがたまに夢に出てきて、飛び起きることもありました。
いじめられる側はどうしたらいいの
いじめられる側って、何もできないんですよね。
いじめられていることが恥ずかしい気がして、誰にも何も言えなかったです。
両親にも誰にも。
振り返り
小学生のイジメってえげつない。
判断力がなくて、ブレーキがきかないいじめる側の子どもたち。
イジメって、何の論理も通用しない。
適当な解決方法ってないんだと思う。
そんな時は、「逃げろ」と言いたい。
戦わなくてもいい。
イジメで苦しかったら、死にたかったら、学校にも行かなくてもいいと思う。
信じられる大人に相談してもいい。
良い大人は、分かってくれるはず。
もしかしたら、何らかの解決方法を提案してくれるかもしれない。
いじめている側も、どこかで苦しんでいるストレスを他に人にぶつけてしまっているのかもしれない。
いじめている側の問題を解決しないと止まらないイジメもある。
大人になった私は、いじめる側もいじめられる側の両方の子どもを守りたいと思う。
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