喜びも悲しみも、世界を作っているのは自分

ネガティブだった過去を克服して、幸せに生きています

リストカットし始める。生きている意味って何。

中学2年生の時、
「もう人生面倒くさいな~」「もう死にたいな~」
って思って、リストカットを始めました。

カッターで左手首を切るようになりました。

自殺願望、リストカット自傷行為のきっかけ

イジメ両親の不仲など

「もう生きていても苦しいことばっかり」

「死にたい」と思い始めました。

 

インターネットで死ぬ方法を検索したりしてました。

その中で手っ取り早く試せるのがリストカットだったのです。
始めは「本当に死んだらどうしよう」とかってビビってたので、血がにじむ程度だけ。

しみるような傷の痛さに、心の痛さがやわらいだ気がした。
辛いことがあって、心が苦しくなると、手首を切った。
身体の痛みが大きいほど、心の痛みを忘れられるようでした。

自傷行為リストカットは癖になる

エスカレートしてくると、ちょっとでも嫌なことがある度に手首を切るように。
手首をリストカットして、痛みを感じるとなぜか気持ちがスッキリする。

1日に何回も切ったり、もはやあそびのようにもなってきた。
そんなことをしていたら、手首には無数の切り傷ができて、
半袖なんて着られなくなった。

リストカットの傷を隠す方法

夏でも長袖のワイシャツを着ている私も不思議がる人がたくさんいて、面倒くさい。

体育の授業時は、半袖にならなきゃいけないからファンデーションとかリストバンドとかで傷を必死で隠そうとした。

それでも「その傷どうしたの?」と聞かれて

「別になんでもない」そう言うのが精一杯だった。

 

自殺願望、振り返り

本当は心配してほしくて、構ってほしくて、リストカットなどの自傷行為する人もいる。

人に心配されることって、何の解決にもならない。
自分から他人を許し、自分を許すことから、ものごとは良くなっていく。

いつまでも「自分だけがかわいそう」だと思わないで。
と過去の自分に言いたい。

苦しいことだけに目を向けて、自分で苦しみに溺れないで。
いつか大人になった時、
人生の主人公である自分が人生の物語りを作っていることを知ると思う。

楽しいストーリーにするのか、苦しいストーリーにするのか。
どんな状況でも、自分次第でできることをまずは精一杯やるしかない。

リストカット自傷の傷

今、大人になって、あの時から10年以上が経った。
あの時、私の腕にあった無数の傷はそれほど目立たない。

100以上あったはずの傷は、今は10本くらいの白い線になってる。
でも、気づく人もいる。「その傷って…」

苦しい過去があったけど、それを自分の身体に刻まなくてもよかったな。

苦しいことから逃げる方法は他にもあったはず。
自分の子どもが大きくなって、「この傷何?」って言われたら答えられない。

 

リストカット―自傷行為をのりこえる (講談社現代新書)

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